◆ 鳥のから揚げinイタリア
私はからあげ 派!
鳥の唐揚げ、特にもも肉のから揚げは、私の大好物です。
カリっと上がっていて、かじるとジューシーなお肉が中から・・・
たまりません!
一見、揚げ物って西洋料理のようですが、
ここイタリアでは、鶏のから揚げはありません。
魚や野菜のフライはありますが、
肉類のフライはほとんど見かけません。
逆に、肉類のカツ(パン粉をつけて揚げるもの)はよく見かけますが、
野菜や魚のカツは、珍しい、というのもあります。
ヴェネツィアで唯一の魚のカツは、タラの身のカツかな。
日本では、何でもから揚げにするし、なんでもカツにしますよね。
(あ~ 串カツも食べたくなってきたぁ・・・)
鳥のから揚げ、訳して、POLLO FRITTO ですが、
POLLO FRITTOというと、ここでは中華料理の定番。
それも、何故かPOLLO FRITTO AL LIMONE (レモン風味の鶏のから揚げ)
それも、大抵の場合、パサついた胸肉を揚げたもので、
私たちの考える、あの、鶏のから揚げからはほど遠いのですよね・・・・。
イタリア人には『鶏の胸肉は柔らかい』という思いこみがあるみたいです。
脂肪分が少ない白身のお肉は、離乳食にも使われたりするのが、
赤ちゃんにもやさしい=柔らかい、の同義語になってしまっている感じ。
確かに肉質自体は柔らかいけれど。
私はささ身以外の胸肉には興味なし!
と言いきりましょう!
実際、もも肉でから揚げして食べさせたら
イタリア人は皆、その柔らかさと、ジューシーさに驚きます。
さらに・・・
イタリアには、KFCが無いのです。
(しつこいよ、あんた、もう何度か書いてるよ・・・)
KFCの食材となる鶏の扱いはヒドイと聞いていますが、
あれも、子供の頃から好きでした。
何故イタリアには入れないのか。
ヨーロッパの他国には、もうとっくの昔からあるのに・・・。
だいたいマクドナルドが入ってきたのも、やっと10年くらい前でした。
あちこちにあるパニーノ屋さん・BARなどの抵抗が異常に強いのでしょうか・・・。