◆ 例のモノ・・・海外生活の愚痴度NO.1? | イタリアよもやま話

◆ 例のモノ・・・海外生活の愚痴度NO.1?

多分、海外に来て、これを愚痴らない人はいないでしょうね、
私も、もう何度か愚痴ってるので、
もう耳にタコ、充分や、という方にも多いでしょう。

状況がよくわかりたい方は過去記事へ→イタリアでイライラするもの

そう、今日も主人公は、ラップです。 
(実は前回の電子レンジは、この記事の前座だったんです・・・)
 
イタリアよもやま話

めでたく電子レンジは買えましたが、レンジ用のあの半透明の蓋を買っていないのです。
あれ、イタリアではどこにでもあるというシロモノではないので・・・。
翌日、初めて入った郊外のスーパーで
電子レンジ用ラップというのが目に入りました。

レンジ内は清潔!
3通りの使い道~冷蔵庫で・冷凍庫で・電子レンジで!


等と書いてあるんです。

『えっ?電子レンジに特別なラップなんて要ったっけ?
覚えがないなぁ・・・』
と疑問がわきました。
ただでさえ記憶力の極端に乏しい私ですが、

イタリアへ来て以来レンジ慣れしてなかった私は、
更に自分の記憶力に消極的になり、
それを買ってしまったのです。


イタリアよもやま話
一見したところ、金属製の歯もついてたし、まぁ大丈夫かと思ってさ・・・。
(上の画像でわかるように、蓋を開けると、片方に残る厚紙があり、
それを剥がそうとすると、
綺麗にとれなくて、
実に汚い感じになってしまう、という
些細な欠点もある・・・。)

このラップを買ってしまったことは、いいとして (いいか?)
いざ使ってみると、イタリアでの一般的なのラップよりも、更に劣性品と判明。
イタリアでのスタンダード品が、日本人にとっては愚痴だらけですから、
これは、もう・・・

早速使おうと、広げると

いくら気をつけても、
広げたラップのどこかが破れているのです・・・。


その理由は・・・
コレ↓
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内側にもギザギザがついてる!!!!!
2重の歯なんです。
これじゃあ、蓋を軽く閉じてラップを引っ張った時に敗れるのは当然!!!

以前のイタリアのラップは、
取り出し口の厚紙がギザギザになった歯しかついていない
ものが多くて、
そのせいで、キレも極端に悪かったのですが、
2重にすればいいってもんじゃぁなかろうが・・・。


一体何を考えて商品化したのか。
私は、こういう製品が、仮にも商品化される前に
『試用期間』というのがあるだろうに、
なんでボツにならないのか、とすごく疑問に思うんですよね。
たかがラップ、
されどラップ。
自分とこの商品に誇りはないのか!?
作った会社の人は、家で他社の製品を使ってるんか?
と聞きたい。

想像するに、最近流行の(?)金属歯は、後から貼りつけることができるので
そこんところは改良したけれど、
昔から使っていた厚紙を箱の形に切る機械には、
すでにある型紙をギザギザに切る機能がついちゃってて、
高価な機械全体を買い換えなければいけないから、結局そのまま使ってて
歯が2重になった、のではないでしょうか・・・。

DESPAR系のブランド、SELEXのラップは、
(この際、はっきりメーカー名を書こうじゃないの、これ以上の被害者は出てほしくない)
すべて、こうなってるみたいです。
つまり、2重の歯。

中国人でも最近はもうちょっとマシやで!
こういう、欠陥品を今でも毎日生産してる限り、
イタリアの経済は、いつまでたってもダメだね。
(愚痴りながら買い続ける私もね・・・)