◆ 2年後に先駆けての健康フライパン | イタリアよもやま話

◆ 2年後に先駆けての健康フライパン

発癌物質拒絶フェチの夫は、
数年前から、化学専門分野の義兄などの忠告もあり、
テフロンの鍋は、買うな・使うな、と言い続けてきたのですが
それって、今の世の中では、結構無理な注文。
だって、ステンレスのフライパンって、やっぱり焦げやすいし・・・
テフロンも、傷つかないようにきれいに使ってるので、
発癌物質だからと言われたからって、即座には捨てんレス。

ところが、1ヶ月ほど前、その筋の業界の知人が、
『2年後には、テフロン加工の鍋は生産禁止になる』
と夫に言ったんだそうです。

なんで、そこまで危ないとわかってるものが
いまだに世界中で売られ、主流をなしていて、
打ち切るのに2年かかるの?
健康って、そんなに後回しにできるもんなの?

と言いたいのはやまやまだけど、
まぁ、自分もテフロンの恩恵にはあずかったことだし、
悪者扱いするのはよして、
お役目ごくろうさんでした、と〆ることにしましょう。

で、有害と分かっていながら2年待つのもなんですから
早速ナノ・セラミックスでコーティングされたフライパンに買い替えました。

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お鍋とか、台所用品は、今まですべて私が買っていましたが、
今回は、夫持ち!!言いだしたもんが払うということで。

いろんなメーカーから出ていますが、
日本でのナノセラミックスのフライパンと違って、
ここでは、セラミックということを強調したいがためにか、
コーティングが白いのが特徴です。
一瞬、ホーローのようにも見えますが、よく見ると、違います。
これは鍋底も全体が赤くて、かわいいのですよ。
ナノ・セラミックス、今のところ、体には安全ということになっています。
いつまでもこの説が続いてくれますように。

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お鍋、知らないなら知らないで、幸せなのかもしれませんが、
結構、危ないものが多いのだそうですよ。
大丈夫とされているステンレスも、ニッケルの含有量によっては有害となり得ると、
夫が言います。
(ほんま、キリないやん・・・)

次回の日本帰国では、貧血にも効果のある鉄のフライパン購入やな・・・。