◆ 実は・・・ | イタリアよもやま話

◆ 実は・・・

書きっぱなしのほったらかしにしておいて、
『あぁ、またkndchkの気まぐれヴァカンスが始まったか・・・』
と思ってる方も多いと思います。


実は7月中旬から、様々な事情でブログ更新が出来ないくらい
忙しくなってしまっていました。

で、そのせわしなさのまま日本帰省に突入。
イタリアは結構朝晩涼しい気候になっていたので、
日本で一番うっとぉしい季節にわざわざ帰るのは馬鹿らしいのですが、

仕方がありませんでした。

もちろん飛行機は満席でしたが、
一人旅の特権で、エコノミーからビジネスクラスに廻されました。

押し出しラッキー!!!
以前にルフトハンザの大陸線でビジネスに廻された際は、
ラッキーと思ったのもつかの間、
不運なことに機内食従業員関係のストライキの日で、
2食ともビニール袋に詰められたスナック食だったのです。
(小袋に入ったクラッカーとか一口チョコとかクッキーとかで、

飲み物もストローの付いたパックのジュース・・・悲しすぎる)

今回は正式なものでした。


やっぱりビジネスは全然ちゃいまんな、待遇が。


旅客機の世界はシビアです。
払える者が優待され、払えない者は押し寿司ブロイラー状態。


私のお隣に、どう見ても彼女も押し出しラッキーの一人旅という、
旅慣れた日本人女性が座りに来ましたが、
座席につくやいなや、もってきた大きな鞄の中から実にいろんな物を取り出して、
エコノミー席でなら意味のある『機内での身支度』をせっせと始めたので
外国人スチュアートが、圧倒された感じでジッと見つめていました。

う~ん、これもちょっと悲しいかな。


空港に着いて、ハッチが開いて、チューブ型の渡り廊下に一歩出たとたん、

アジア独特の湿気がモワァーッ!と身体を包み込み、

『あぁ、夏の日本に帰ってきた・・・』
と実感しました。


それにしても、後ろが行列になってるのに知らないふりして

空港内のムービングウォークで立ち止まって2~3人で喋ってる人達って

(おばさんとは限らないんだ、これが!)

どういったものでしょう。

梅田では、考えられへんわ・・・。

乗り換えに急ぐ人もいるだろうし、エスカレーターと同じで
せめてどっちかを開けておくもんやけど、

海外ではいろいろ気を遣って遠慮する日本人も、自国に帰るとそういう気遣いがなくなるんですねぇ。