◆ 大晦日~元旦 食べ続け | イタリアよもやま話

◆ 大晦日~元旦 食べ続け


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すみません、こんな写真で。
昨夜は食べすぎて、先日の記事のフィノッキオの写真を見ただけでも、ウッと来るのです。

招待してくれた友達は『ラザーニャとお肉料理をする』と言っていたのだけれど、
前菜を終えるのに1時間かかったかな・・・
あまりに色々あるので
『これはきっと後が手薄なのだろう』
と思って、それでもかなりセーヴしながら進んだのに、
続くパスティッチョ(ラディッキオのラザーニャ)と、
レンズ豆のズッパ(スープ風に煮込んだもの)で、
すでにお腹ははち切れそうになってしまい、
その後の、肉料理(これも3種類・・・)では、タンを一口が精いっぱい・・・
添え野菜類は、ほとんどパス。

そこでやっと0時になってくれて、
庭に出てスプマンテで花火。(花火、中国製のです)

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そこで、室内に戻ってお菓子類。
今年の去年のパネットーネやパンド―ロには、何故かしら、
マスカルポーネと卵で作ったクリームを添えるというのが流行っていて、
何処で食べたものにも、そのクリームがついてました。
昨夜も、ただでさえケーキ屋さん自家製のパンド―ロでバターたっぷりなのに、
クリームもあり、あると添えないのもなんだし、とついつい・・・

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ここで初めてコーラやファンタなどが出てきましたが、
皆はそれを、
『そのパイプクリーナー、こっちに回して・・』などと呼んで
「消化剤」として服用していました。
果たして効果があるのかどうかはわかりませんが、私もついついカロリーの上乗せ。

皆お腹一杯なのに、ナッツとかドライフルーツを口にしつつダベッたり、歌ったり、
お開きは、3時半でした。家に帰ったのは5時。

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老シェパード:『こんな夜中まで大の大人がはしゃぎまわって、一体今日は何の日なんだ』

はぁ~・・・でもここで終わらなかったんです。
ここまで遅くなるとは思っていなかったので、
翌朝の元旦にある夫の実家での昼食の招待を受けていたのです。
10時過ぎに嫌々起き上がり直行、(もちろん朝食抜き)
朝から時間かけて昼食の用意をし、いそいそをお客様用のグラスを出す義姉に
『お腹いっぱいで食べれません』
とはとても言えません。
最後のパネットーネまで口にねじ込みました・・・。


古代ローマ貴族が、「吐いては又食べる」を繰り返して食べ続けたそうだけれど、
なんだか気持ち分かるわ~~。
でも、吐くにもタイミングがあるでしょう。胃の中にあるうちでないとねぇ。
と、この不景気な時代にもったいないお話ですが、食の拷問でした。



でも不思議不思議、夜になると、それなりに小腹がすくんですね・・・。
昨夜のいろんなご馳走の手つかずの残り物をお土産にもらって来たのを食べました。
(あんた、胃が大きくなってるよ~~)