◆ 修理より買い替え?~リコー・カプリオR6の不具合~ | イタリアよもやま話

◆ 修理より買い替え?~リコー・カプリオR6の不具合~

2~3年前に買ったデジカメが、もう壊れました。

リコーのカプリオR6
マクロも1cmまで、ズーム倍率も光学7.1倍、デジタル 4.8倍、とその当時ではずばぬけていて、
しかもタイムリーに安売りしてたので買ってしまったのですが、
電源を入れると、レンズが出るのですが、

買ってちょっとしてから、それが出にくかったり、ひっかかったりすることが多くあり、

とうとう先月、出たまま戻らなくなってしまったのです。

しかもレンズ出てても写せない。
ちなみに、落としたことも、打ったこともありません。
それでも手で廻しながら戻したりしていましたが、それも出来る場合と出来ない場合があり、
写したい!思う時に、写せない!というカメラになってしまったのです。


サイトで調べると、カプリオの同じトラブルはかなり多く発生しています。
にも関わらず、保障期間外だと、修理に1万5千円以上かかるとか。
しかも、もっと調べると、修理しても同じ症状がまた出る場合が多そう。
やっかいやなぁ。


なら丁度日本へ帰るし、

まぁ、ごく一般的な考えですが、この際新しいの買いなおすか、となる訳です。
サイトなどでいろんな意見をみていると、
たったの2~3万でコンパクトデジカメなんて買っておいて、
2年で故障となっても当たり前。』

などといった感想も。

う~ん、たったの2~3万ですか・・・。

私にとっては、『やっぱり2~3万』であって、それなりの買い物です。
でなかったら最安値なんて探さないです。

全く世の中、使い捨ての時代なんですね。


カメラ・キチの父は、何でも大事に使う方なのですが、

その父ですらも、
『なんぼしたんや・・・なんや、2~3万か。ほなしゃあないで。
だいたい、コンパクトデジカメなんていうのは、カメラちゃうんや・・・』

などと戦前生まれらしからぬ口調。


世の中不景気だと、こういった『消耗品』の性能は、あまりよくしないのでしょう。

でないと、経済が回らない。

今回の帰国中、どこかで

『買うことが、世の中を幸せにします。』
なんていうキャッチフレーズの広告を見ました。

ちょっと考えてしもたな・・・。

資本主義の穴ですね。


その穴にしっかりはまり込んでる私です。